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クラウド会計とは?メリット・デメリットを紹介!

更新日:4月24日

こんにちは!港区南青山で経理代行&会計・資金調達コンサルティングを行っているMeguro Accounting&Consultingの古川です。

今回はクラウド会計についてお話できればと思います。

会計業務もIT化・DX化によって業務効率化を目指す流れが来ています。

インストール型の会計システムを使っている方も多いと思いますので、クラウド会計のメリットやデメリットを解説していきます。



クラウド会計とは?

クラウド会計とは、インターネット上で、いつでも、どこでも会計処理を行うことができる会計システムのことを言います。クラウド会計を導入することで銀行口座やクレジットカードとの連携により取引内容の自動仕訳ができるなど、会計業務の効率化が図れます。


クラウド会計のメリット

①インターネット環境があれば利用できる

パソコンにソフトをインストールする必要がなく、インターネットがあれば利用できるため、場所を選びません。

複数人で同時に利用することもできます。またスマートフォンアプリに対応しているもの

もあります。


②データ連携により、一件一件手入力する必要なし!

インターネットバンキングの口座やクレジットカードと連携することで、仕訳の自動入力をソフトが行ってくれます。会計入力の手間を短縮でき、業務を効率化に繋がります。

また、クラウド型のPOSレジや請求書システムなどとも連携できます。

自動的に連携をしてくれるため、売上の計上もれや金額の誤りなどが発生しなくなります。


③リアルタイムで経営状況を把握!

預金やクレジットカード・売上システムと連携をしていれば、会計数値の大きな流れはリアルタイムで把握することができます。すぐに経営状況を確認でき、迅速な経営判断に繋がります。


④バックアップを取る必要なし!

クラウド上でデータが保存されるため、データのバックアップを取る必要はありません。


クラウド会計のデメリット

①セキュリティ面の不安

クラウド会計の導入に踏み切れない大きな壁として、セキュリティの不安を感じている方も多いと思います。

インターネット上に情報を保存するため、サイバー攻撃等を受けた場合に情報漏洩してしまうといったリスクはあります。IDやパスワードの管理も徹底しなければなりません。


②インターネット環境が必要

インターネットに接続していなければ、システムを利用できないため、システムトラブルが起きた場合や、サーバーメンテナンスをしている際は、経理作業がストップしてしまいます。


③操作性の問題

クラウド会計は、簿記・経理の知識が少ない人に向けて設計されています。

経理業務になれている方は、使いづらいと感じられる方もいらっしゃいます。

また、インターネット環境によってページを読み込むために時間がかかることや、画面遷移にかかる時間もインストール型には劣ります。


④導入・初期設定に手間がかかる

自動連携といっても、クラウド会計が全てを自動で判断してくれるわけではありません。

導入の段階で、適切な設定を行わないと永遠に間違った処理を続けてしまう可能性もあります。

そのためにも簿記や経理の知識は必要となってきます。



クラウド会計を導入した方が良い企業

①インターネットバンキングや、クレジットカードの利用が多い企業

現金はあまり使わず、インターネットバンキングやクレジットカードの利用が多い場合は、

自動連携による効率化のメリットは大きいと思います。


②創業したばかりで、会計の知識が少ない企業

クラウド会計は、簿記・経理の知識が少ない人に向けて設計されており、感覚的に操作できるようになっています。複雑な処理が少ない、スタートアップの企業にはクラウド会計が適していると思います。


まとめ

クラウド会計ソフトにはメリットもデメリットもあります。

自社に向いているかどうかが重要かと思いますので、今回ご紹介したこと等をご参考に、自社に最適な会計ソフトの形を検討をしてもらえればと思います。

また、弊社はクラウド会計の導入支援もさせて頂いておりますので、

クラウド会計の導入方法がわからないという方や、初期設定につまづいているという方は、ぜひ弊社にご連絡ください。

ソフトの無料のお試し期間や、IT補助金等もご紹介できますので、お問い合わせ頂ければと思います。




 
DXの進め方についての記事の監修者

監修

目黒 夕紀子

​公認会計士/税理士

米国公認会計士(USCPA)を取得後, 中央青山監査法人(現PWC監査法人)にて国内外企業の監査業務に従事。その後大手外資系企業において財務・国内及び・国際税務&レポーティング業務等を経験。後に大手消費財企業においてファイナンスコントローラーとしてファイナンス&プラニング、内部監査統制プロジェクトを担当

リーマンショックを機に目黒会計事務所に入所し公認会計士の勉強をスタート 

目黒会計事務所では監査業務/会計/財務/税務/相続業務等幅広い分野で国内の中小企業をサポート

2016年公認会計士試験に合格し 公認会計士及び税理士として登録

現在に至る

 

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